ヴェレダはオーガニック商品のパイオニア!その魅力に迫る
こんにちは!38gです♩
このブログでもお馴染みの「オーガニック」という言葉。
この言葉を広める先駆者となった企業を知っていますか?
オーガニックコスメに関心のある方はよく聞く名前かもしれませんね。
時は1900年代のスイス。
世界では化学製品が開発され広まり始めましたが、ルドルフ・シュタイナーという人物が、その環境や人体への影響をいち早く唱え、自然由来の商品の重要さを説いたのです。
このルドルフ・シュタイナー、ものすんごいひとなんですが、この記事にまとめるのが難しいのでここでは簡潔にしておきますね。
私がはじめにシュタイナーを知ったのは、教育学の方面からでしたが、彼はアントロポゾフィー(人智学)を創設し、医学や自然科学など多岐にわたる分野で活躍した人です。
WELEDAは、このシュタイナーと、医師イタ・ヴェーグマン、薬剤師オスカー・シュミーデルによって創設されました。
今回は、そんなWELEDAについてご紹介したいと思います。
WELEDAでは何を販売しているの?
ボディケアやスキンケアの商品を販売する企業です。
マッサージオイルや、基礎化粧品、日焼け止めクリームなどなど。
商品は、100%天然由来成分でネイトゥルー認証*1。企業の精神は、アントロポゾフィー(人智学)が考え方のベースとなっています。アントロポゾフィーとは、生命活動において、人の体と自然は密接な関係にあるとする考え方です。
そんなWELEDAは、とってもサステナブルな企業なんです。取り組みを下にまとめますね。
サステナブルな取り組み
公式ホームページには下記のように書かれています。
2013年にヴェレダは、オーガニック・モニター社が主宰するサスティナビリティ・ビューティ・アワードのサスティナビリティ・リーダーシップ賞を受賞しました。ヴェレダのホリスティックで持続可能なビジネスモデルを業界の最良の手本であるとして、審査員から高い評価を得ました。1921年の創立以来、ヴェレダは持続可能性を重視した数多くの先駆的なプロジェクトを実施しています。(https://www.weleda.jp/about/sustainability/environmental-sustainability/)
つまりは、こんな賞を受けるほど折り紙つきのサステナブルな企業なんです。
ちょっと気になってきましたでしょうか?
その取り組みを一部紹介しますね。
◯ 究極のこだわりがある原料調達
WELEDAの商品の植物原料は、78%以上が有機農法またはバイオダイナミック農法から調達しています。
バイオダイナミック農法というのは、アントロポゾフィー(人智学)にもとづき考案した、WELEDA独自の農法です。
調合材を使って大地を育むところから始まり、大地や植物や天体の持つ特有のリズムを尊重して、それに応じて種まきや収穫のタイミングを決めるのだそうです。もちろん化学肥料や殺虫剤を使っていません。
これってすんごい手間がかかるそうなんです。
でも、私たち人間が体の求める正しいリズムで生活すると健やかに過ごせるように、きっと自然も健やかに育つ特有のリズムを持っていて、それを尊重してあげるというのは、たしかに品質の良い子たちが育ちそうですよね。
人智学というのは、文明の利器や物質主義にとらわれている私たちからすれば、突飛なようにも思えますが、こういう所がつくづく真理を突いていると思います。
この考え方を貫いているところが、WELEDAのすごさですよね。
◯ 環境負荷の少ない自然エネルギーの利用
何かを作るということは、必ず環境に負荷をかけてしまいます。それはどの企業でも一緒です。
WELEDAでは、出来るだけ環境に負荷をかけないように色々な取り組みをしているようです。
例えば水は、濃縮水を水循環を通じてリサイクルしています。
例えばエネルギーの消費は、冷却装置や換気装置を最適なものにしたり、省エネを推進したり、再生可能エネルギーの使用量を増やしたりすることなどで消費量を抑えています。
限りあるエネルギーを有効に使っていくことは、これからの産業に課されたテーマですね。
◯ 環境に配慮したサステナブルな容器包装
商品を買う度に、出てしまうゴミ。
特に日本は「過剰包装」と揶揄されるほどに包装がなくてはならないものになっていますよね。
WELEDAは、リサイクルされた素材やFSCに認証された外箱をできるかぎり使用し、金属の箔押しを色印刷に切り替えることなど、環境に負荷をなるべくかけない容器包装を目指しています。
WELEDAといえばしっかりしたブルーのガラス容器に入っているイメージがあるのですが、なんとこちらも見直しの対象となっており、環境負担が低いプラスチックへの切り替えを検討しているのだとか。よりよい容器包装の改善を模索しているそうですよ。
プラスチックごみについてはいろんな意見がありそうですが、環境に負荷をかけにくいメリットもあることには驚きでした。
◯ 倫理的な活動
WELEDAでは、全取引先に対して適正な基本報酬を保証し、長期契約を結ぶことを目標としており、それによりお互いが安定したビジネス計画を立てられるよう取り組んでいます。
出ました、フェアトレードですね!
ただ、WELEDAは独自にこの取り組みをしているわけではなく、The Union for Ethical BioTrade(UEBT)の正会員であり、この基準に基づいています。
UEBTは、取引先との公正な報酬関係や環境保全、生物多様性の持続可能な利用について価値をおいており、基準を設けたり定期的な監査を行なったりしています。
こういった取り組みからも、企業のこだわりや真摯な態度が見えてきますよね。
WELEDAの商品を見てみよう!
サステナビリティに配慮している企業というのが存分にわかったところで、実際の商品はどんなものなのか気になりますよね?
それでは、WELEDAの商品をいくつかご紹介します。
◯ マッサージオイル
38gが使ったことのある製品はこちら、ラベンダーオイル。
お風呂の後など、適量を手にとり、肌に伸ばしてやさしく円を描くようにマッサージします。
使用感としては、オイルなので若干のベタつきはありますが、するする伸びるし、マッサージはしやすいです。
ラベンダーの香りだったので、リラックスしながら使うことができました♩寝る前に最適ですよね。
あと、私は乾燥肌なので、馴染んでくるとお肌をしっとり保湿してくれました。
◯ 基礎化粧品
ベストセラーなのがこちらの商品、ワイルドローズモイスチャーローションです。
天然精油由来のダマスクローズの香りが素敵な保湿化粧水です。キメを整えて肌に潤いを与える効果があるのだとか。
薔薇の匂いに包まれながらスキンケアするなんて、とっても優雅な気分になりそうですね〜!
全成分;水、グリセリン、トレハロース、エタノール、モスカータバラ葉エキス、セダムプルプレウムエキス、サンシキスミレエキス、香料(天然精油由来)、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、シロキクラゲ多糖体、クエン酸、クエン酸Na、アニス酸Na、ミリスチン酸ポリグリセリル−10
◯ 日焼け止め
デリケートな肌にも優しい、日焼け止めミルクです。紫外線から肌を守り、肌荒れを防ぎます。化粧下地として使ったり、デリケートな子どもが使ったりできます。
使い方は、適量を均一にのばします。こまめに塗り直すと日焼け止め効果を保つことができますよ。使用後は、洗顔料や全身用洗浄料などでよく洗ってください。
これから紫外線が気になる季節になりますね。毎日肌につけるものですから、安全なものを選びたいものですね。
配合成分;水、酸化チタン、スクワラン、グリセリン、オリーブ果実油、エタノール、ホホバ種子油、ミリスチン酸ポリグリセリルー10、アルミナ、シリカ、エーデルワイスエキス、サンシキスミレエキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、アロエベラ液汁、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、香料*、ステアリン酸、ベヘニルアルコール、アラビアゴム、キサンタンガム、パルミチン酸デキストリン、アニス酸、カプリン酸ポリグリセリルー3、ペンタステアリン酸ポリグリセリル―10、酸化鉄
まとめ
いかがでしたか?
オーガニック商品のパイオニア「WELEDA」についてご紹介しました。
さすが先駆者というだけあり、そのサステナビリティの精神はずば抜けていますよね。
ここで紹介した製品以外にも、丹精込めて作られたこだわりの製品がたくさん出ていますので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
それではまた〜!