ヴィーガンってなに?その魅力とメリット
こんにちは!38gです^_^
さて、みなさんは「ヴィーガン」と言うことばをご存知ですか。
芸能人のなかにもヴィーガンの方はいるので、一度は耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
ヴィーガンは、ベジタリアン(菜食主義者)のカテゴリの中のひとつです。
野菜を好んで食べるベジタリアンも色々あり、魚や卵を食べるかどうかなどの違いで、カテゴリが分かれます。
その中でもヴィーガンは、動物性たんぱく質を一切口にしない「完全菜食主義者」のことです。その範囲は、牛や豚、鳥肉や魚はもちろん、鶏卵などの卵、はちみつや牛乳などの乳製品などのすべてとなります。
なおヴィーガンという言葉は、1944年イギリスでビーガン(ヴィーガン)協会(The Vegan Society)が設立された際に命名されたとされています。
今回はそんなヴィーガンについてお伝えしたいと思います。
目次
メリット
★野菜をたくさん食べる
野菜には沢山のビタミンなどの栄養が含まれています。また、動物性たんぱく質の代わりとして豆類(大豆など)や穀物を摂取するので、栄養価はとても高いです。
1日に必要な野菜って、かなり量が多いですよね。それほど体に必要な栄養素が野菜には沢山含まれているのです。
また、野菜中心の食生活は減量にも効果的です。
★動物愛護に携われる
ヴィーガンの目的は本来ここにあると私は思います。利己的な理由で他の命を奪ってはならない、ということですね。
確かに代替の効くものなら、無為に命を奪ってまで動物性のものを選ばなくてもいいはずです。
★栄養バランスを気にするようになる
食用肉を減らすことで不足する栄養素を補うために、何が不足するのか食品の栄養素を考えながら献立をつくる必要があります。
私も充分ではないにしろ、調べることで少し食品栄養に詳しくなりました。
デメリット
★馬力が出ない
私はヴィーガンまでは無理だったので、魚と鶏卵、乳製品は食べるペスコベジタリアンを実践したことがあるのですが、その間はどうにも馬力が出ませんでした。
野菜もたくさん食べ、植物性たんぱく質も十分にとり、ヴィーガンに不足しがちなビタミンB12もサプリで補給していました。
しかしやはり育ってきた食習慣とあまりにかけ離れた事をすると、身体は不足を感じて変調をきたすのかもしれません。
★キリがない
私がベジタリアンを辞めた大きな理由はこれです。
命を大切にすることは、突き詰めていってもキリが無いんですね。
形は違えど植物にも命はあります。そればかりを食べるのも結局は搾取しているように感じました。
何もかもかわいそうだから食べられない、なんてことになってしまったら、自分はどうやって生きていくのか?と私はなってしまったんですね。
★手間がかかり、価格が高い
野菜や大豆などは安いのですが、例えば動物性のエキスを含まない調味料を探したり、食用肉の代替食をわざわざ購入したりするのは、ひと苦労ですし値がはります。
まとめ
以上、ヴィーガンのメリットとデメリットでした。
動物愛護の精神は素晴らしいですが、健康面で言えばよほど熟達した栄養学の知識がある方でなければあまり推奨出来ません。
健康法として食生活に取り入れるアスリートも少なくないようですが、個人的にはそこまで極端になる必要性を感じませんでした。
ヴィーガンはお手軽な健康法というよりは、あくまでも、健康のため、自身の考え方、環境のため、宗教、スピリチュアルな理由など、確固たる意思に基づく活動として捉えるのが正確だと思います。
とはいえ、我々は現在食用肉を大量に消費しています。本当にそれら全部が奪われなければいけない命なのでしょうか?
食物連鎖の頂点にいる人間ですが、野生動物とは違って私たちは食品を選ぶことができます。
命をありがたくいただく、そして過剰な殺生や搾取はしない。
バランスが難しいところですが、ヴィーガンに傾倒するまでは行かなくとも、一人一人が意識して少しずつ取り入れていくと、今よりもっと良い世界につながっていくと思います。
なお、ヴィーガンについてこちらのホームページを参照しました。ヴィーガンレシピや様々なトピックなども掲載されています。